25年度展覧会のご案内


 3月9日〜 4月21日

 

企画展 文化財受難の時代―いかに守るか―

4月27日〜 6月 2日

 

特別展 桑山玉洲のアトリエ―紀州三大文人画家の一人、その制作現場に迫る―

6月 8日〜 7月15日

 

企画展 大工の仕事

 7月20日〜 9月 1日

 

企画展 未来へ伝えよう私たちの歴史―文化財の魅力発見!―

9月14日〜10月20日

 

特別展 黄河と泰山―中華文明の源と世界遺産―

10月26日〜12月 1日

 

特別展 紀伊国かせ田荘と文覚井―水とともに生き、水を求めて闘う―

12月 7日〜 1月19日

 

企画展 仮面の諸相―乾武俊氏の収集資料から―

 1月25日〜 3月 2日

 

企画展 文化財の「ことば」と「なまえ」

 3月 8日〜 4月20日

 

企画展 新収蔵品展


企画展 文化財受難の時代―いかに守るか―
平成25年3月9日(土)〜4月21日(日)


 近年、和歌山県内では文化財の盗難事件が多く発生しています。また人為的に破損を受けたり、災害に遭って失われた文化財も少なくありません。身近に残る文化財を未来へと引き継いでいくために、私たちが今なにをすべきか、展示を通じてお伝えします。


役行者像(部分) 中津川行者堂蔵


特別展 桑山玉洲のアトリエ
      ―紀州三大文人画家の一人、その制作現場に迫る
平成25年4月27日(土)〜6月2日(日)


  桑山玉洲(1746〜99)は、和歌浦出身で、江戸時代の紀州を代表する文人画家です。この特別展では、玉洲の作品とともに、玉洲が集めた書画や、玉洲が使った画材道具・印章など近年発見された資料を展示し、玉洲のアトリエや絵画制作のあり方を紹介します。


梅花書屋図(部分) 和歌山県立博物館蔵


企画展 大工の仕事
平成25年6月8日(土)〜7月15日(月・祝


  和歌山には、歴史のある建築物がたくさんあります。この企画展では、棟札などの建築部材、本宮大工や根来大工に関わる資料、建築風景を描いた絵巻物などの資料をもとに、平安時代以降に和歌山で寺院・神社の建築にたずさわった大工の姿について紹介します。


宮大工道具 個人蔵 和歌山県指定文化財


企画展 未来へ伝えよう私たちの歴史―文化財の魅力発見!―
平成25年7月20日(土)〜9月1日(日)


  文化財とは、人々が今日まで、どのように生きて、どのようなことを考えてきたのかを伝えてくれる、大切な証しとなるものです。和歌山県の豊かな歴史を知り、文化財の魅力に親しみながら、それらを残し伝えることの大切さについて考えます。


川中島合戦図屏風(部分) 和歌山県立博物館蔵


特別展 黄河と泰山―中華文明の源と世界遺産―
平成25年9月14日(土)〜10月20日(日)


  和歌山県と友好関係を結んでいる中国・山東省には、黄河が流れ、泰山がそびえ立っています。これらに育まれた中国文明の貴重な文物を、山東省の歴史と関係づけて紹介します。県立博物館で山東省の文物を展示するのは、15年ぶりのことです。


←世界遺産 泰山(十八盤)

 

特別展 紀伊国かせ田荘と文覚井―水とともに生き、水を求めて闘う―
平成
25年10月26日(土)〜12月1日(日)


  中世の村落景観を描いた絵図で有名な紀伊国かせ田荘(和歌山県かつらぎ町笠田地区周辺)を取りあげ、基幹水路である文覚井や小田井との関わりに視点を置きながら、笠田地域や周辺に残された貴重な文化財を紹介し、笠田地域の歴史を明らかにしていきます。


かせ田荘絵図(部分) 神護寺蔵 重要文化財


企画展 仮面の諸相―乾武俊氏の収集資料から―
平成25年12月7日(土)〜平成26年1月19日(日)


  その面を売ってくれませんか。私は今夜、短かった青春を捨てゝ私の故郷へ帰るのです。」(乾武俊詩集『面』より)。詩人であり、民間仮面に注目する民俗文化研究者である、和歌山市出身の乾武俊氏が収集した資料から、仮面の多様な造形と魅力に迫ります。


←若い女 個人蔵


企画展 文化財のことばなまえ 
平成26年1月25日(土)〜3月2日(日)


  博物館で展示しているような日本の文化財には、難しい「ことば」や「なまえ」が使われています。この企画展では、実際に展示している文化財をわかりやすい言葉で説明することで、和歌山の文化財を、もっと身近に感じていただく機会とします。


紅地桃文様金糸入繻珍陣羽織 紀州東照宮蔵 和歌山県指定文化財


企画展 新収蔵品展
平成26年3月8日(土)〜4月20日(日)


  県立博物館は、和歌山県ゆかりの文化財について、収集・保管・研究・展示・教育普及という仕事を行っています。この企画展では、この5年間に県立博物館が購入や寄贈によって収集した資料を、県民のみなさまに初めて公開します。


明恵上人像(樹上座禅像写・部分) 和歌山県立博物館蔵


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