平成29年度の展覧会のご案内


4月1日〜10月5日
12月3日〜3月31日

常設展 きのくにの歩み〜人々の生活と文化〜

     

 3月11日〜4月16日

企画展 躍動する紀南武士 −安宅氏と小山氏−

4月22日〜6月4日

特別展 東照宮の文化財U―没後400年 家康の遺宝―

6月10日〜7月17日

企画展 紀伊徳川家の家臣たちU

7月22日〜9月3日

夏休み企画展 のぞいてみよう!えのぐばこ

9月9日〜10月5日

企画展 西行と明恵

10月14日〜11月26日

特別展 道成寺と日高川―道成寺縁起と流域の宗教文化―

12月3日〜1月21日

企画展 南葵音楽文庫 音楽の殿様・頼貞の楽譜コレクション

1月27日〜3月4日

企画展 ふるさとからのおくりもの 新収蔵品展

3月10日〜4月15日

企画展 きのくに 縁起絵巻の世界―開かれる秘密の物語―

 

常設展 きのくにの歩み−人々の生活と文化−
平成29年4月1日(土)〜10月5日(日)/12月3日(日)〜平成30年3月31日(日)


 3万年にわたるきのくに―和歌山県の歴史を、人々の生活と文化を主題として、7つのコーナーに分けて、時代の順にわかりやすく展示します。各コーナーには、「さわれるレプリカ」があります。なお、特別展「道成寺と日高川」の開催期間中は、常設展示を行っておりません。


←和歌山県立博物館 常設展示室のようす

 

企画展 躍動する紀南武士 −安宅氏と小山氏−
平成29年3月11日(土)〜4月16日(日)


 紀伊国南部(紀南)では、平安時代の終わりごろ以降、熊野水軍など多くの武士が活動していました。この企画展では、日置川流域に拠点をもった安宅氏や小山氏に関わる資料を中心に、鎌倉時代〜江戸時代の熊野の山林や海を舞台にたくましく生きる紀南武士の姿を紹介し、新たな熊野水軍の実像に迫ります。


←小山経幸宛行状(館蔵)

 

特別展 東照宮の文化財U―没後400年 家康の遺宝―
平成29年4月22日(土)〜6月4日(日)


 和歌山市の和歌浦にある紀州東照宮には、御三家の東照宮として、徳川家康ゆかりの宝物が、初代藩主・徳川頼宣らによって数多く奉納されています。家康の肖像画、家康が身につけた装束や甲冑、家康の手元にあった名刀など、貴重な文化財を一堂に公開いたします。家康没後400年を記念して開催します。


←徳川家康像(紀州東照宮蔵)

 

企画展 紀伊徳川家の家臣たちU
平成29年6月10日(土)〜7月17日(月・祝)


 紀伊徳川家や家臣に関わる美術工芸品や歴史資料は、近世和歌山の歴史と文化を伝える貴重な文化財です。和歌山県立博物館では、積極的にその所在の確認や収集に努めてきました。この企画展では、その成果を紹介し、紀伊徳川家の家臣たちの実像に迫ります。


←安藤直次像(館蔵)

 

夏休み企画展 のぞいてみよう!えのぐばこ
平成29年7月22日(土)〜9月3日(日)


 ずーっと昔の絵かきさんが使っていた絵具箱、少しのぞいてみませんか?夏休み企画展では、江戸時代の和歌山で活躍した画家の道具と、お手本や下書き、完成作品をあわせて展示します。素敵な絵が作られる過程に出会い、画家たちの息づかいを感じていただければ幸いです。

←桑山玉洲所用画材道具類(個人蔵)


企画展 西行と明恵
平成29年9月9日(土)〜10月5日(木)


 平安時代の終わりごろから鎌倉時代にかけて、日本の歴史を彩った西行と明恵。二人とも紀伊国出身の武士の家に生まれ、出家して寺僧として活動し、大きな足跡を残しています。この企画展では、西行と明恵の足跡を関連する県内の故地とともに振り返ってみたいと思います。

←西行物語絵巻(館蔵)


特別展 道成寺と日高川―道成寺縁起と流域の宗教文化―
平成29年10月14日(土)〜11月26日(日)


  大宝元年(701)創建と伝える道成寺は、蛇身となって追いかける清姫と逃げる安珍のスリリングなストーリーで著名な道成寺縁起で広く知られます。このたび修理完成した道成寺縁起絵巻(重要文化財)の全巻を公開し、あわせて日高川流域の宗教文化を紐解きながら道成寺の歴史と美術を紹介します。


←道成寺縁起絵巻(道成寺蔵)

 

企画展 南葵音楽文庫 音楽の殿様・頼貞の楽譜コレクション
平成29年12月3日(日)〜平成30年1月21日(日)


 南葵音楽文庫は、紀伊徳川家第16代当主・徳川頼貞が20世紀の初めに、ヨーロッパでで収集した楽譜・音楽書のコレクションです。このたび、読売日本交響楽団から和歌山県へ寄託されることになったのを記念して、コレクションの中で最も貴重な資料約100点を中心に展示・公開します。


←ベートーヴェン自筆楽譜(公財 読売日本交響楽団蔵)

 

企画展 ふるさとからのおくりもの 新収蔵品展
平成30年1月27日(土)〜3月4日(日)


 和歌山県立博物館では、和歌山ゆかりの文化財を後世に伝えていくため、購入や寄贈によって、館蔵品の収集を積極的におこなってきました。この企画展では、平成25年度以降に収集した収蔵品を中心に、和歌山の歴史を語る文化財を紹介します。


←広八幡神社祭礼図(館蔵)

 

企画展 きのくに 縁起絵巻の世界―開かれる秘密の物語―
平成30年3月10日(土)〜4月15日(日)


 寺社の由来や霊験譚を表した縁起絵巻は、かつて特別な時と場所で、限られた人に開陳されるマジカルアイテムでした。それゆえに、その絵には見るものの心を動かす芸術性が伴っています。和歌山県の寺社にまつわる縁起絵巻と縁起絵を集め、その物語と絵画表現の魅力をご紹介します。


←熊野権現縁起絵巻(館蔵)

 

 

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