た く さ ん の 仮 面 が 語 る 、

  和 歌 山 の 魅 力 を

再 発 見 !! 

―紀州東照宮・和歌祭の面掛行列―

 

 

 

 紀州東照宮の春の例大祭・和歌祭では、神事のクライマックスである神輿渡御の際に、神輿の後ろにさまざまな芸能を行う行列が連なります。その中に、仮面をつけて仮装し、にぎやかに練り歩く、面掛(めんかけ)、あるいは百面などとよばれる仮面行列があります。

 この面掛で使用されてきた仮面は、古い神事面や能面、狂言面、神楽面など97面から構成され、全国的にも類例の少ない大変珍しいものです。今日までこれだけの数の古面が継承されてきたのは奇跡的ともいえるでしょう。近年、これら古い仮面の保存のため、新しい仮面も作成、奉納され、その価値の重要性に注目が集まっています。

 この企画展では、和歌祭・面掛行列で使用されてきた古い仮面や、新たに制作された仮面の全てを集め、その全貌を初めて明らかにします。あわせて142面の多種多様な仮面の魅力に身近に接して頂くことで、仮面が語りかける和歌山の歴史に思いをはせる機会となりましたら幸いです。

 



 

 

 

 


 


 

 

 

図録販売のお知らせ

   

 面掛行列で使用されてきた仮面97面全ての図版を掲載し、さらに面裏の図版も全てカラーで掲載しました。多種多様な仮面の造形美を、そして仮面がたどった歴史を、余すところなく伝えるこの一冊、ぜひお買い求めください。

 ・A4版・56頁 定価1200

 ・編集:和歌山県立博物館

 ・発行:和歌山県立博物館友の会

   郵送での購入方法 

 希望図書名・送付先住所・氏名をご明記いただき、現金書留にて代金1200円と送料290円を同封の上、博物館(〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14)あてにお送り下さい。到着次第、商品を発送致します。

 

  

イ ベ ン ト 情 報

 

「学芸員による展示解説」(各13:3014:30

 

 7月21日(月・祝)、8月3日(日)、8月15日(金)、8月23日(土)、8月31日(日)

 「たくさんの仮面が語る和歌山の魅力を再発見して下さい。」

(担当:当館学芸員 大河内智之)

   

「面掛のお面をかぶってみよう!」(毎日)

 

面掛行列で使われている仮面の着用体験です。記念写真もご自由にどうぞ!

 

「お面を作ってみよう!」(毎日)

 

お面を印刷したワークシートをご自由にお持ち帰り下さい。切り抜いて色を塗って、 自分だけのお面を作りましょう。

 


 

【休館日】月曜日(ただし、7月21日は開館、翌22日は休館)
【開館時間】9時30分〜17時 ※入館は16時30分まで。
【入館料】一般260円(210円)・大学生150円(120円)
           ※( )内は20名以上の団体料金
      ※高校生以下、65歳以上の高齢者、障害者の方、および県内に
        在学中の外国人留学生(外国人就学生を含む)は無料。

  

主催:和歌山県立博物館
後援:紀州東照宮
協力:NPO和歌の浦万葉薪能の会・和歌山県立博物館友の会

 

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