1200念・世


Treasures of a Sacred Mountain
KUKAI AND MOUNT KOYA


2004年10月9日(土)〜11月23日(火・祝)

前 期 10月9日(土)〜10月31日(日) 後 期 11月3日(水・祝)〜11月23日(火・祝)
休 館 日 月曜日(ただし10月11日(月)は開館、10月12日(火)は休館)
       ※11月2日(火)は展示替えのため休館します。
入 館 料 一般1,000円(800円) 大学生700円(500円)
      ( )内は、前売り及び20人以上の団体料金、高校生以下、65歳以上、障害者の方は無料
主   催 和歌山県立博物館、高野山真言宗総本山金剛峯寺、財団法人高野山文化財保存会
       NHK和歌山放送局、NHKきんきメディアプラン
後   援 文化庁
特別協賛 南海電気鉄道株式会社
協   賛 日本写真印刷株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社アーテファクトリー
協   力 日本通運、セラーテムテクノロジー、(財)和歌山県文化財保護協会、(社)和歌山県文化財研究会


 和歌山県北部、高く連なった峰々がわずかに開けた平地をとり囲む。そこに山上の聖地・高野山は存在します。高野山は、平安時代のはじめ816年に、弘法大師空海(774〜835)によって真言密教の根拠地として定められた場所です。以来、およそ1200年にわたり幾多の盛衰を経ながらも、仏教文化の発信地としてゆるぎない地位を保ち続けてきました。また連綿と受け継がれた1200年の時の蓄積は、曼荼羅をはじめとする豊麗な密教美術、皇族・武家など時の権力者による寄進物、戦火を逃れて各地から納められた宝物など、山上の地に「山の正倉院」とも例えられる仏教芸術の宝庫を形成しました。
 金剛峯寺を中心とする山内の117か寺では、国宝23件、重要文化財187件にのぼる国指定文化財を擁し、日本屈指の仏教美術を守り継いでいます。「紀伊山地の霊場と参詣道」のユネスコの世界遺産登録を記念し、また若き日の空海が密教を求めて唐に渡ってから1200年の節目に開催する本展は、高野山の文化財の魅力を余すことなく披露する、空前の規模と内容を誇る展覧会となるでしょう。

─高野山の名宝が一堂に 最後の機会をお見逃しなく!─

国宝・八大童子立像のうち
制多伽童子像
運慶作・鎌倉時代初期
国宝・仏涅槃図
応徳3年(1086)
※展示は前期(10/9〜10/31)
重文・孔雀明王坐像
快慶作・鎌倉時代初期

展示リストはこちら
※前期・後期で絵画資料を中心に大幅な展示替えを行いますので、展示期間をご確認下さい。

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NHK公開セミナー(終了しました。)
 9月11日(土) 13:30〜15:00 かつらぎ総合文化会館小ホール
 9月12日(日) 13:30〜15:00 和歌山県立近代美術館AVホール
          11日・12日ともに講師は井筒信隆氏(高野山霊宝館副館長)
■博物館講座(きのくに県民カレッジ対象・和歌山県立近代美術館AVホール)(終了しました。)
 10月17日(日) 13:30〜15:00 「高野山の開創と空海」 竹中康彦(和歌山県立博物館学芸課長)
 11月 7日(日) 13:30〜15:00 「高野山の彫刻」 大河内智之(和歌山県立博物館学芸員) 
 ※聴講をご希望の方は、ハガキまたはFAXで、参加希望日、名前、住所、電話番号を明記のうえ、〒640-8137 和歌山市
   吹上1-4-14 和歌山県立博物館博物館講座係 までお申し込み下さい(FAX073-423-2467)。定員(120名)になり次 
   第、締め切らせて頂きます。