令和2(2020)年度の展覧会のご案内
4月 1日~10月 4日 12月 5日~ 3月31日
常設展 きのくにの歩み―人々の生活と文化―
3月14日~ 4月19日
企画展 江戸時代の書―きのくにの人びと 筆のあと―
4月25日~ 6月 7日
特別展 戦乱のなかの熊野―紀南の武士と城館―
6月13日~ 7月12日
企画展 紀伊田辺の画家 真砂幽泉
7月18日~ 8月23日
夏休み企画展 生誕200年記念 稲むらの火 濱口梧陵
8月29日~10月 4日
企画展 喜多村進と徳川頼貞―南葵音楽文庫をめぐるひとびと―
10月17日~11月23日
創建1250年記念特別展 国宝粉河寺縁起と粉河寺の歴史
12月 5日~ 1月24日
企画展 屏風の美―収蔵品の名品から―
1月30日~ 3月 7日
企画展 祈りと学びの山―高野山大学図書館の名宝とともに―
3月13日~ 4月18日
企画展 きのくにの物語絵―絵解きの聖地・和歌山―
常設展 きのくにの歩み―人々の生活と文化― 2020年4月1日(水)~10月4日(日)2020年12月5日(土)~2021年3月31日(水)
3万年にわたるきのくに―和歌山県の歴史を、人々の生活と文化を主題として、七つのコーナーに分けて、時代の順にわかりやすく展示します。各コーナーには、「さわれるレプリカ」があります。なお、特別展「国宝粉河寺縁起と粉河寺の歴史」の開催期間中は、常設展示を行っておりません。
←和歌山県立博物館 常設展示室のようす
企画展 江戸時代の書―きのくにの人びと 筆のあと― 2020年3月14日(土)~4月19日(日)
江戸時代には、藩主・武士だけでなく、農民・町人に至るまで「手習い」=書道教育の効果が及び、またそれを漢詩文などの作品に昇華することもよく行われました。この展示では、江戸時代・きのくにの人びとの書を紹介します。
←七律詩書 祇園南海筆(館蔵)
特別展 戦乱のなかの熊野―紀南の武士と城館― 2020年4月25日(土)~6月7日(日)
聖地・熊野の舞台裏で、熊野三山の社家や熊野水軍など群雄割拠の状態にあった戦国時代の熊野。戦国時代に熊野で活動していた武士とその城館群について、古文書や出土資料、今に残る遺構などから、その実像を探ります。
←羽柴秀長知行宛行状(館蔵)
企画展 紀伊田辺の画家 真砂幽泉 2020年6月13日(土)~7月12日(日)
田辺の大庄屋の家に生まれ、京都で狩野派の絵を学んだ真砂幽泉。その絵画学習の過程がうかがわれる膨大な下絵類を、他機関研究者との2年間の共同調査に基づいて公開し、幽泉の魅力を紹介します。
←鷹図 真砂幽泉筆・高山寺義譲賛(個人蔵)
夏休み企画展 生誕200年記念 稲むらの火 濱口梧陵 2020年7月18日(土)~8月23日(日)
「稲むらの火」で知られ、広村堤防を築いた濱口梧陵。生誕200年の記念の年に、その生涯の事績を紹介するとともに、和歌山県の災害の歴史や、先人たちの「災害の記憶」などをたどります。
←広八幡神社祭礼図(館蔵)
企画展 喜多村進と徳川頼貞―南葵音楽文庫をめぐるひとびと― 2020年8月29日(土)~10月4日(日)
南葵音楽文庫の司書であった喜多村進とつながりのあった徳川頼貞・島崎藤村・田山花袋らの資料をはじめとして、東京と和歌山における喜多村進の活動を、書簡や文芸作品などの資料で紹介します。
←晩年の喜多村進
創建1250年記念特別展 国宝粉河寺縁起と粉河寺の歴史 2020年10月17日(土)~11月23日(月・祝)
粉河寺創建1250年の節目にあたり、日本を代表する絵巻物である粉河寺縁起(国宝)を公開するととともに、粉河寺と周辺の宗教文化や寺領荘園の実態を紹介し、今に法灯を伝える古代寺院の実像を浮かび上がらせる機会とします。
←粉河寺縁起(粉河寺蔵)
企画展 屏風の美―収蔵品の名品から― 2020年12月5日(土)~2021年1月24日(日)
かつて室内を間仕切る調度品として使われた屛風には、絵画や書が表現されました。県立博物館には、さまざまな屛風の作品が収蔵されており、その中から江戸時代の注目すべき作品を紹介します。
←源平合戦図屛風(館蔵)
企画展 祈りと学びの山―高野山大学図書館の名宝とともに― 2021年1月30日(土)~3月7日(日)
高野山大学図書館の協力を得て、高野山で僧侶たちが学んだ経典や注釈書などの聖教・典籍類、縁起などの信仰に関わる各種文献などを展示し、信仰の聖地としての高野山とともに、僧侶たちの学びの場であったことを紹介します。
←高野山記(館蔵)
企画展 きのくにの物語絵―絵解きの聖地・和歌山― 2021年3月13日(土)~4月18日(日)
きのくに–和歌山県には、寺社の成り立ちなどの物語を分かりやすく美しい絵で語る、絵巻物をはじめとするさまざまな作品が残されています。きのくにの「絵解き文化」に注目しながら、さまざまな物語絵の作品を紹介します。
←熊野権現縁起絵巻(館蔵)
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