令和3(2021)年度の展覧会のご案内


4月 1日~10月 3日
12月 4日~ 3月31日

常設展 きのくにの歩み―人々の生活と文化―

 

 

 

 3月13日~ 4月18日

企画展 きのくにの物語絵―絵解きの聖地・和歌山―

4月24日~ 6月 6日

特別展 きのくに刀剣ワールド

6月12日~ 7月11日

企画展 聖地の風景―寺社絵図の世界―

7月17日~ 8月22日

夏休み企画展 かたちのいみ えがかれたものがたり

8月28日~10月 3日

企画展 きのくにの宗教美術―神仏のさまざまな姿―

10月16日~11月23日

創立50周年記念特別展 きのくにの名宝―和歌山県の国宝・重要文化財―

10月30日~11月23日

ロビー展 さわって学ぶわかやまの歴史
        ―さわれる文化財レプリカとさわって読む図録―

12月 4日~ 1月23日

特別展 和歌山と皇室―宮内庁三の丸尚蔵館名品展―

1月29日~ 3月 6日

企画展 仏像は地域とともに―みんなで守る文化財―

3月12日~ 4月17日

企画展 和歌祭創始400年記念 和歌祭と和歌の浦

 

常設展 きのくにの歩み―人々の生活と文化―
2021年4月1日(木)~10月3日(日)
2021年12月4日(土)~2022年3月31日(木)


 3万年にわたるきのくに―和歌山県の歴史を、人々の生活と文化を主題として、七つのコーナーに分けて、時代の順にわかりやすく展示します。各コーナーには、「さわれるレプリカ」があります。なお、特別展「国宝粉河寺縁起と粉河寺の歴史」の開催期間中は、常設展示を行っておりません。


←和歌山県立博物館 常設展示室のようす

 

企画展 きのくにの物語絵―絵解きの聖地・和歌山―
2021年3月13日(土)~4月18日(日)


 きのくに-和歌山県には、寺社の成り立ちなどの物語を分かりやすく美しい絵で語る、絵巻物をはじめとするさまざまな作品が残されています。きのくにの「絵解き文化」に注目しながら、さまざまな物語絵の作品を紹介します


←日高川草紙(館蔵)

 

特別展 きのくに 刀剣ワールド
2021年4月24日(土)~6月6日(日)


 南北朝時代以降、紀州で活躍した四つの系統の刀工(入鹿鍛冶・粉河鍛冶・文珠鍛冶・石堂鍛冶)による作品を中心に、社寺ヘ奉納された名刀、紀州金工による刀装具をあわせて紹介します。久しぶりの刀剣展です。


←和歌山県指定文化財 刀 重國作(当館蔵)

 

企画展 聖地の風景―寺社絵図の世界―
2021年6月12日(土)~7月11日(日)


 和歌山県内には、高野山や熊野三山をはじめとする多くの霊場(寺社)があり、様々な目的によって描かれた寺社の図面(絵図)が残されています。寺社の景観を描いた絵図を通じて、紀伊国の寺社の様相とその魅力を紹介いたします。


←和歌山県指定文化財 日光社参詣曼荼羅(当館蔵)

 

夏休み企画展 かたちのいみ えがかれたものがたり
2021年7月17日(土)~8月22日(日) *8月2日(月)は開館します


 工芸作品に用いられたモチーフや、絵画のテーマなどに注目して、きのくに-和歌山県ゆかりの文化財を紹介します。意匠や図像の理解を深めることで気づく、作品鑑賞の新たな魅力をお伝えします。


←瑞芝焼 青磁周茂叔香合(当館蔵)


企画展 きのくにの宗教美術―神仏のさまざまな姿―
2021年8月28日(土)~10月3日(日)


 和歌山県内には多くの寺社があり、祈りのかたちをあらわした数々の優れた仏像や仏画か伝わっています。近年の県立博物館の調査活動により新たに確認された資料を中心に、神仏のさまざまな姿を、優れた宗教美術の数々から紹介します。


←宝冠釈迦如来坐像(大崎観音堂蔵)


創立50周年記念特別展 きのくにの名宝―和歌山県の国宝・重要文化財―
2021年10月16日(土)~11月23日(火・祝) *11月22日(月)は開館します


 和歌山県立博物館は、昭和46(1971)年の創立から50周年を迎えます。この間の和歌山県立博物館の活動をふまえ、県内外に残された、きのくに-和歌山県の国宝・重要文化財を中心に展示します。国民文化祭・わかやま2021関連行事。


←国宝 桐蒔絵手箱(熊野速玉大社蔵)

 

ロビー展 さわって学ぶわかやまの歴史
       ―さわれる文化財レプリカとさわって読む図録―
2021年10月30日(土)~11月23日(火・祝)


 当館と県立和歌山工業高等学校、和歌山大学学生が共働して作製した3Dプリンター製さわれる文化財レプリカと、県立和歌山盲学校の協力を得て作製した点字・触図でさわって読む図録を紹介。全国障害者芸術・文化祭わかやま大会関連行事。


←さわれる文化財レプリカの展示

 

特別展 和歌山と皇室―宮内庁三の丸尚蔵館名品展―
2021年12月4日(土)~2022年1月23日(日)


 宮内庁三の丸尚蔵館は、皇室から寄贈された美術品を保存・公開する博物館です。現在、建替工事中の三の丸尚蔵館から作品をお借りし、和歌山県にかかわる資料を含め、皇室に伝来した貴重な文化財を鑑賞できる貴重な機会となります。


←宮内庁三の丸尚蔵館

 

企画展 仏像は地域とともに―みんなで守る文化財―
2022年1月29日(土)~3月6日(日)


 県内の各地で大切に守り伝えられてきた仏像や神像。集落の人口減少や高齢化で管理が難しくなり盗難被害も発生しています。大切な文化財をいかに未来へと継承していくか、「みんなで守る」ためのあり方を、展示を通じて考えます。


←下湯川観音堂へのお身代わり仏像奉納


企画展 和歌祭創始400年記念 和歌祭と和歌の浦
2022年3月12日(土)~4月17日(日)


 令和4(2022)年は、和歌祭が江戸時代初めの元和8(1622)年に創始されてから400年の節目にあたります。この企画展では、和歌祭400年の歴史を振り返るとともに、その舞台となった景勝地・和歌の浦についても紹介します。


←和歌祭図団扇 岩橋広隆原画(当館蔵)

 

 

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