平成30年度の展覧会のご案内


4月1日〜10月4日
12月8日〜3月31日

常設展 きのくにの歩み〜人々の生活と文化〜

     

 3月10日〜4月15日

企画展 きのくに 縁起絵巻の世界 ―開かれる秘密の物語―

4月21日〜6月3日

特別展 紀伊徳川家 やきもの新時代 ―富国と栄華の一九世紀―

6月9日〜7月8日

企画展 博物館でいきものめぐり

7月14日〜8月26日

夏休み企画展 城下町和歌山を歩こう

9月1日〜10月4日

企画展 和歌山の文化財を守る

10月13日〜11月25日

特別展 西行−紀州に生まれ、紀州をめぐる−

12月8日〜1月20日

企画展 熊野と和歌浦−きのくにの名所をたずねて−

1月26日〜3月3日

企画展 徳川治宝が生きた時代

3月9日〜4月21日

企画展 国宝・古神宝の世界―熊野速玉大社の名宝―

 

常設展 きのくにの歩み−人々の生活と文化−
平成30年4月1日(日)〜10月4日(木)/12月8日(土)〜平成31年3月31日(日)


 3万年にわたるきのくに―和歌山県の歴史を、人々の生活と文化を主題として、7つのコーナーに分けて、時代の順にわかりやすく展示します。各コーナーには、「さわれるレプリカ」があります。なお、特別展「西行」の開催期間中は、常設展示を行っておりません。


←和歌山県立博物館 常設展示室のようす

 

企画展 きのくに 縁起絵巻の世界 ―開かれる秘密の物語―
平成30年3月10日(土)〜4月15日(日)


 寺社が造られた歴史やその霊験を文と絵であらわした縁起絵巻は、神仏の秘密の物語に接するためのマジカルアイテムです。和歌山県内に伝わる中世〜近世にかけて作られた優れた縁起絵巻を公開しその魅力を紹介します。


熊野権現縁起絵巻(館蔵)

 

特別展 紀伊徳川家 やきもの新時代 ―富国と栄華の19世紀―
平成30年4月21日(土)〜6月3日(日)


 紀州での陶磁器(やきもの)生産は、江戸時代初期に始まり、19世紀初頭から明治10年(1877)過ぎまでの約80年間に、最も盛んに行われました。この展覧会では、紀州三大窯と称される偕楽園焼・瑞芝焼・南紀男山焼を中心に、19世紀の紀州のやきものを紹介します


保全作 置上菊香合(館蔵)

 

企画展 博物館でいきものめぐり
平成30年6月9日(土)〜7月8日(日)


 身近に生息する動物や植物は、しばしば絵画などの作品にも表されました。また、見なれない生物に対する人びとの興味も深かったようです。江戸時代の紀州の絵画に表された、さまざまな動植物のすがたをご覧ください。


猛虎図 桑山玉洲筆(館蔵)

 

夏休み企画展 城下町和歌山を歩こう
平成30年7月14日(土)〜8月26日(日)


 江戸時代、城下町和歌山は江戸・大坂・京都・名古屋・金沢・鹿児島・広島に次ぐ8番目の都市であったとされています。この企画展では、城下町に住んだ武士や町人たちの生活をわかりやすく紹介します。


南紀高松焼  染付高松茶屋根上松図花生(館蔵)


企画展 和歌山の文化財を守る
平成30年9月1日(土)〜10月4日(木)


  過疎化や高齢化によるコミュニティの縮小は、地域住民によって維持されてきた文化財の継承に大きな影響を及ぼしています。多発している文化財盗難とその対策など、和歌山の歴史遺産を守るための活動を紹介します。


役行者像(中津川行者堂蔵)


特別展 西行−紀州に生まれ、紀州をめぐる−
平成30年10月13日(土)〜11月25日(日)


  平安時代の歌人西行は、元永元年(1118)紀伊国田中荘の佐藤氏一族の家に生まれ、出家後、主に高野山・天野で隠遁生活を送りつつ、熊野なども訪れ、全国各地に遊行の旅に出て、歌を詠みました。紀州が生んだ歌人西行にまつわる文化財をその足跡とともに振り返ります。。


西行物語絵巻(館蔵)

 

企画展 熊野と和歌浦−きのくにの名所をたずねて−
平成30年12月8日(土)〜平成31年1月20日(日)


 和歌山県を代表する景勝地の熊野と和歌浦は、それぞれ世界遺産・日本遺産に登録されていますが、古くから人びとがその風景に感動し、絵画作品などに表現しました。県立博物館の収蔵品を通じて、当時の人びとの思いに迫ります。


那智三瀑図 野呂介石筆(館蔵)

 

企画展 徳川治宝が生きた時代
平成31年1月26日(土)〜3月3日(日)


 紀伊藩10代藩主となった徳川治宝は、中・下級家臣を抜擢し、従来の家老らによる藩政の流れを変えようとするとともに、文雅を楽しむ政策も行いました。この企画展では、残された資料から治宝の生きた時代を紹介します。


書「眉寿」 徳川治宝筆(館蔵)

 

企画展 国宝・古神宝の世界―熊野速玉大社の名宝―
平成31年3月9日(土)〜4月21日(日)


 熊野三山の一つとして古来信仰を集める熊野速玉大社には、天皇や室町将軍等によって奉納されたおよそ1000点の「古神宝」が伝わります。神々に捧げられ、現在は国宝ともなっている古神宝をご覧ください。


松楓蒔絵手箱(熊野速玉大社蔵、国宝)

 

 

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