企画仮面は語る
    
平成27年(2015)11月10日(火)~12月6日(日)

 世界各地で太古より使用され続けてきた仮面。原初的な祭礼から洗練された仮面劇まで、その多くの場面で、信仰を背景にした聖と俗の接点として仮面が機能しています。
 かつて和歌山県は、仮面研究の上では長く空白地帯でありましたが、地域の文化財調査を進めるなかで、現在では数多くの優れた仮面が残され伝えられていることがわかってきました。
 今回の企画展では最新の研究成果をもとに、日本と世界の仮面の多様な造形からその魅力をお伝えするとともに、仮面が語りかける「仮面の歴史」と「和歌山の歴史」をご紹介したいと思います。

(主催) 和歌山県立博物館


【展示構成】
 1章 仮面と儀礼―聖と俗をつなぐもの―
 2章 仮面の群行―現前する聖なるもの―
 3章 仮面と法楽―神へ捧げる仮面芸能―
 4章 仮面の洗練―継承される能面の美―


【関連イベント】
 ミュージアムトーク(学芸員による展示解説、各回13:30~14:30)
  11月14日(土)、11月22日(日)、12月6日(日)

 ②(公財)和歌山県文化財保護協会主催講演会
   「仮面は語る-和歌山県の翁面-」 (講師:大河内智之)
  *11月27日(金)13:30~ 資料代必要(会員外700円、入館料別途必要)
  *お問い合わせ先:和歌山県文化財保護協会(073-436-8673、午前中のみ)

休 館 日  月曜日(ただし、1123日(月・祝)は開館、翌24日(火)は休館)

開館時間  9時30分~17時(入館は16時30分まで)

入 館 料  一般280円(220円)、大学生170円(140円) 
        ※( )内は20人以上の団体料金。
        ※高校生以下・65歳以上・障害者は無料。
        ※和歌山県内に在学中の外国人留学生は無料。