弥生時代は、稲作がはじまり金属器を使うようになってから古墳時代に入るまでの時期(紀元前3世紀頃から紀元後3世紀頃)とされていて、この図では弥生時代のムラと農耕のイメージを描いています。

 ムラには、竪穴住居や高床倉庫がみられ、まわりに濠がめぐらされていることや、入り口が1つになっていることなど防御的なようすがわかります。また、田植え・穂首刈り・稲の運搬・高床倉庫への収納のようず、それにムラの外にある田なども描かれています。

 県内における弥生時代の遺跡は和歌山市から白浜町までの海岸にそった地域と紀ノ川流域にみられますが、縄文時代にムラがあった山間部からは、姿を消してしまいます。

@ 弥生時代のイメージ図

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