展 示 の み ど こ ろ

 

 

1 やきものに表現された「絵」に注目

 やきものを鑑賞する時の一要素でしかない絵画(表現)をクローズアップ

たとえば、このような絵もある

「亀の絵がある黄色い水さし」
  = モダンな色をバックに素朴な絵
(銅鐸の絵に似ている?)

(写真1:瑞芝焼 黄瀬戸写亀絵水注)
〔ずいしやき きぜとうつしかめのえすいちゅう〕

 

 

2 おめでたい植物とやきもの

 新年にふさわしい、おめでたいやきもの

おめでたい植物をデザイン


「松竹梅の絵」=寒い冬にもめげずにがんばる植物

 

(写真2:南紀男山焼 染付松竹梅図大徳利)
〔なんきおとこやまやき そめつけしょうちくばいずおおとくり〕

 

 

3 山水図がやきものに!

 紙のかわりに、やきものに山水図を描く

和歌浦の名所いろいろ、妹背山・紀三井寺・琴浦



 

(写真3:南紀男山焼 染付名草晩潮図大皿)
〔なんきおとこやまやき そめつけなぐさばんちょうずおおざら〕

 

 

4 中国の故事を知っているかい?

 桃、桃、桃…桃づくし、不老長寿の桃、桃源郷とは?

          =桃にまつわる中国の伝説に起源

漢詩・漢文の教養が問われる江戸時代のひとびと

(写真4:南紀男山焼 染付桃図手付鉢)
〔なんきおとこやまやき そめつけももずてつきばち〕