企画展

 

  

 


     
根 来


 

  −発掘された中世都市−

    平成18 10日(土) 17日(月・祝)  

日本中世最大と言われる繁栄を誇っていた根来寺−−−
しかしその繁栄は、1585(天正13)年、豊臣秀吉の紀州攻めによって壊滅的な打撃を受けました。
その後、根来寺とその境内都市の痕跡は、長い間、地中に埋もれ、いつしかその繁栄ぶりはわずかに伝承の中でのみ伝えられることになりました。
しかし、1976(昭和51)年から始まった発掘調査の進展によって、当時の繁栄の様相が次第に明らかになってきました。
この企画展では、30年に及ぶ発掘調査で出土した資料を中心に、中世都市としての根来寺の実像を紹介したいと思います。

 

主な展示予定作品

重要文化財 金銅鳥頸太刀  

1口

(拵)室町時代

丹生神社蔵

県指定文化財 鰐口(貞和三年銘)

1口

南北朝時代

三田区(有田川町清水)蔵

大般若波羅蜜多経  

1巻

室町時代

相賀八幡神社蔵

興教大師像    

1幅

江戸時代

和歌山県立博物館蔵

根来寺境内絵図    

1幅

江戸時代

和歌山県立博物館蔵

根来寺遺跡出土資料
(輸入陶磁器・国産陶磁器・銅製仏具・瓦質泥塔・石造物・武具など)  

 

平安〜江戸時代

和歌山県教育委員会蔵

詳しくはこちら→ 出陳品目録 

※作品は文化財保護の観点から予告なく変更される場合があります


ミュージアムトーク(展示解説)を6月11日(日)・25日(日)・7月9日(日)に開催します。
いずれも、午後1時30分から40分程度の予定です。

コラム

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会場      和歌山県立博物館 企画展示室  

開館時間   午前9時30分〜午後5時   
         (ただし入館は午後4時30分まで)

休館日
     毎週月曜日    
         (ただし7月17日は祝日のため開館)

入 館 料
  一 般 大学生
個 人 260 150
団 体 210 120

※ 団体は20名以上です

 

高校生以下・65歳以上の方・障害者手帳をお持ちの方および県内に在学中の外国人留学生・就学生の方は無料です。